本所タクシー 乗務員(正社員)募集

社員インタビュー

ドライバー未経験・異業界からの転職

令和3年6月入社。研修を経て7月下旬より乗務開始

「運転が好き」を仕事に活かせる環境

タクシー乗務員になろうと思ったきっかけを教えてください。

もともと理容関係の仕事をしておりましたが、ちょっとした転機があり、せっかくなので「好きな運転を活かせる仕事にチャレンジしてみたい」と思って希望しました。

ドライバーは未経験なので最初は不安だらけでしたが、マンツーマンの研修を通じて何でも相談できたことが安心につながりました。とてもありがたかったです。

難関「地理試験」合格への、手厚いマンツーマン研修

「マンツーマンの研修」について具体的に教えてください。

タクシー運転手になるには普通第二種免許の取得が必須ですが、免許が取れたら即乗務できる訳ではありません。
まずは東京タクシーセンターの新規講習を受講する必要があります。その講習の中でも、東京の主要な道路や地理について問われる「地理試験」は難関と言われており、これに合格しなければ乗務員になれません。

でも、ありがたいことに本所タクシーには、地理試験を受ける前に会社の教習車の助手席に乗せていただいて都内を巡る研修があるのです。
実際に幹線道路を走行し、交差点や主要施設を見てまわり、ベテラン指導員からマンツーマンで丁寧に説明をしていただけるので、その後にテキストで勉強する際には現実の地理情報がリンクしてとても覚えやすかったです。
そのおかげで、地理試験を一発合格することができました。

晴れて地理試験に合格できた後は、今度は私自身が教習車を運転させていただく研修を受けました。
ベテラン指導員がロールプレイングをしてくださりながら、都内の様々な道路を何日もかけてじっくり運転できたこの経験は、私が一人で乗務するようになってからの営業活動にとても役に立っています。

他社の新人乗務員と話して分かった、本所タクシーの研修の「凄さ」

入社してみてから気付いた「本所タクシーの良さ」について聞かせてください。

東京タクシーセンターなどの社外研修の際に、他社所属のドライバーさん達とお話しすることがあったんです。他の会社では、地理試験の前に同乗指導なんて無いと聞いて驚きました。
また、地理試験合格後に運転者証を取得できたらすぐに一人で乗務するように言われているそうで、同時期にマンツーマンの教習車研修がある当社の手厚い対応を、大変うらやましがられました。
本所タクシーの研修がいかにすごいかを実感できた出来事でしたね。

また、私が単独乗務につく初日には、緊張を和らげようと運行管理者の方からサポートの電話をいただいたり、先輩方から声をかけていただいたり、みなさんのお心遣いが大変うれしかったですね。
転職先が本所タクシーでなかったら、あまりのハードさにすぐに辞めてしまっていたかもしれません。(笑)

60歳を過ぎ、営業職からの転職

令和3年7月に入社し、研修を経て9月より乗務開始

営業も、タクシー乗務員も同じ「接客業」

タクシー乗務員になろうと思ったきっかけを教えてください。

私は元々、自動車部品関係の営業をしていました。事業所の統廃合をきっかけに、自動車の運転に携わる仕事への転職を考えるようになりました。

車の運転と一口に言っても、荷物を乗せるのかお客さまを乗せるのかの違いがあります。私の場合は、直接お客さまと接する機会のあるタクシー乗務員にトライしてみたいと思いました。
このあたりは、やはり元が営業だからでしょうか。自分の中に、人と接することが好きな部分があるのだなと感じます。

カーナビは全車標準装備でも、地理試験は自力受験。だからこその手厚い対応

未経験からの転職。実際に乗務するまで不安ではなかったですか?

もちろん不安はありました。でも、私のような未経験者でも分かるように、丁寧な研修が用意されていたのでその不安はすぐに払拭されました。

会社の教習車を私が運転させていただき、ベテランの指導員の方が助手席からマンツーマンで幹線道路や交差点、また営業で実際に走る際の適正なコースなど、何日も時間をかけて丁寧に教えてくださったんです。

特に、同乗指導の際のロールプレイング形式での研修がありがたかったですね。
指導員の方がお客さま役になり、「運転手さん○○までお願いします」との依頼を受け、私が事前にコース説明をしてから出発する手順になっていまして。順調に走り出したものの、途中で道がわからなくなってしまいまったく違う方向に進んでいることも多々ありました。

ただ、道を間違えたからといってその瞬間にすぐ指摘されることはありません。指導員の方がしばらく様子を見てから「今、どの道を走ってると思う?」「道路標識の行き先はどう表示されている?」と、こちらに気づきを与えるよう工夫された問いかけをくださるのです。

これにより、間違えたポイントがより鮮明に記憶に残り、地理試験にも大変役立ち、一回で合格することができました。

「都内を走る」ことへの自信。それを育む研修。

本所タクシーの「ここがいいな」と感じておられる点はありますか?

私のように60歳を過ぎてから未経験で転職した者でも、当社であれば都内の地理をわかるまで時間をかけて教えていただけるので、タクシー乗務員としての基礎をしっかり作ることができるという点で大変おすすめです。

未経験で人生初の転職・新人乗務員

ペーパードライバーから二種免許を取得。現在はタワーリーダーに。

【乗務中にドキドキしたエピソード】
総理の番記者と、丸一日総理の動向を追いかけたこと。
なるべく目立たないようにしていたのに、思いがけず警備員さんに誘導されてしまい、なんと総理の車が目の前を通る羽目に。

部長と専務が何でも答えてくれたことで転職を決意。

タクシー乗務員になろうと思ったきっかけを教えてください。

転職を考えていた時に、ハローワークの掲示板で本所タクシーの説明会の案内を見つけて、割と直感的に参加しました。そうしたら、説明会で部長と専務が直々に詳しい説明をしてくださって。給与体系などもきちんとお話ししてくださり、安心感に繋がりました。

その時点では私はペーパードライバーだったんですが、逆を言えば「まったく車を運転したことがない訳じゃないよな」と思いなおして、人生初の転職に踏み出しました。
タクシー乗務員という仕事に興味をもったことで、「そう言えば子供の頃は『タクシーの運転手さんになりたい』って言ってたなぁ」と思い出したりもして。もしかしたら『ご縁があった』ということなのかもしれないなと感じています。

二種免許取得は簡単ではないけれど、日当が出るので試験に集中できた。

第二種運転免許の取得時にご苦労なさったことがあれば教えてください。

筆記試験は難しかったです……。一度落ちてしまいましたが、会社からは「次、頑張ればいいよ」と優しく後押ししていただきました。免許が取得できるまでは研修扱いなのですが、その期間も日当(1万3千円・交通費込み)が出るので安心して試験に集中できました。本当にありがたいなと感じています。

あと、意外だったのは「自分は目がいい」と思っていたのですが、試験に際してメガネを作った点ですね。「深視力」という二種免許の試験があるのですが、これを受けてみると思っていたより見えていなかったなと実感しました。
私のように、日々のスマホ利用などで目を酷使している可能性がある方は、安心しすぎないようお気をつけください。

未経験者は「乗務開始6ヵ月の給与保証」のおかげで、心の余裕がもてる。

本所タクシーの「ここがいいな」と感じておられる点はありますか?

はい。晴れて二種免許を取得できた後も、最初の6ヵ月は給与保証があるんですよ。この制度は、特に私のような未経験者にはとても安心できる仕組みだなと感じます。
例えば、私は元々ペーパードライバーであまり都内の道に詳しくなかったのですが、それを過度に心配するのではなく、正直に・無理をせず・お客さまとコミュニケーションを取りながら業務にあたれました。これも給与保証のおかげだなと思っています。

一人前になったら、頑張った分がお給料に反映される歩合のよさも魅力ですね。チームワークを求められるお仕事よりも、個人でする仕事のほうが好きな方にはとても合っていると思います。

また。出社時刻が厳密に定められておらず、「◯時〜△時までの間で、自分の好きな出社時刻が選べる」んです。その人に合ったサイクルで仕事ができるのも良い点だと思います。

感謝の言葉がやりがいに繋がる世界。疑問・不安があれば気軽に説明会へ。

タクシー乗務員というお仕事の魅力を教えてください。

お客さまから直接感謝の言葉をいただけるので、「必要としてもらえている」と実感できます。毎回、お客さまに言っていただく度に素直に「嬉しいな」と感じますし、自分のやりがいに繋がっています。
前職では直接お客さまと接する機会は無かったので、この「実感」は大きいですね。

ですので、ぜひお気軽に説明会に来てみてください。あれこれ想像するよりも、聞きに来た方が早いと思います。
説明会の会場は会社ですので実際の雰囲気もわかります。車も見せてもらえますし、お給料など気になる事柄も全部詳しく答えてもらえます。
悩みは全部、安心に変わると思います。

他社から転職・中堅乗務員

歩合の良さが決め手で転職。入社後の会社の配慮も行き届いている。

【乗務中にドキドキしたエピソード】
とある繁華街の交差点で、走ってとび乗ってきた男性のお客さまが「私はこういう者です。前の『あ◯◯-◯◯』のタクシーを追ってください」と依頼があり。 映画やドラマでしか観ないようなシーンの出番が、まさか自分にまわって来るとは!

歩合が魅力・会社の雰囲気が明るい・従業員の意向を尊重してくれる。

本所タクシーに入社を決めた理由を教えてください。

私は既にタクシー乗務員の仕事に就いておりましたので、「同業他社からの転職」という立場になりますが、その視点でも本所タクシーの歩合の良さは魅力的でした。
また会社全体の雰囲気も明るくて、管理がしっかりとしており、乗務員が仕事がしやすいように配慮されているなと感じます。
同じ仕事をしている仲間や先輩から、「管理が厳しい会社」や「売り上げを強く求められる会社」があるという話は聞きますが、本所タクシーにそういう傾向は無いです。

他にも、入社してから実感した「良さ」もあります。

■柔軟な管理体制
シフト変更が臨機応変に対応していただけるのが助かります。
例えば、2020年は新型コロナウィルス感染症の影響でお客さまの流れが大きく変わり、それに合わせて乗務員の望む勤務時間も変化しました。私の場合は、隔日勤務から日勤に変更していただけました。
各人の希望に沿えるよう調整いただけるのはありがたいですね。

■東京無線グループの配車数
東京無線グループは無線配車の老舗です。「爺ちゃんの代から、タクシーは東京無線でお願いしています」というお客さまも少なくありません。多くのお客さまに支持されている信頼が、仕事のやりがいにもつながっています。
また、時代の流れでスマートフォンのアプリからご依頼をいただく機会も増え、幅広い層のお客さまにご乗車いただいています。

知らない人は意外に思う、タクシー乗務員という仕事の「フレキシブルさ」。

ご自身が、タクシー乗務員が「合っているな」と感じるポイントはどこですか?

いくつかあります。まず、「自分のペースで休憩が取れる」というフレキシブルさ。勤務時間内の規程の休憩時間を「いつ・どんな場所で」取るかは乗務員に任されています。

次に、「自分の時間を作りやすいこと」。隔日勤務の場合は「2日分まとめて仕事をしたら翌日が休みになる」ので、勤務翌日の午後はまるまる自分の自由にできます。体感的には「1日おきに休みがやってくる」感じです。1ヵ月のうち、公休日を含めて18日も休みがある仕事はそう無いと思いますよ。

また、頑張ればお給料に反映される歩合制度も、自分に合っているなと感じますね。
誰かに強制されたやり方ではなく、各人に合った方法で努力すれば給与に反映されるのがいいですね。

シンプルに、「誰かのお役に立てる」実感が得られる仕事。

タクシー乗務員というお仕事のモチベーションの源泉を教えてください。

「誰かのお役に立てる」という喜びは何にも代え難いです。
私の、初めて一人で乗務にあたった日の忘れられないエピソードをご紹介しますね。

冬の寒い日に車椅子のお客さまをお乗せしたのですが、目的地までの間は特に会話などはなく車内は静かなものでした。ただ、降車時にお客さまはひと言「ありがとうね」とおっしゃってくださったのです。
考えてみれば、もしかしたらお客さまは寒い屋外で不自由な中、何分もお待ちだったかもしれません。それでも、ただ感謝の気持ちだけを言葉にしてくださった。それがとても嬉しかったんです。
この出来事が私の原点になっています。

例えば、乗車時にお客さまがコートやスカートをドアに挟んでしまうこともあります。そんな時に「お召し物大丈夫でしょうか」と一言お声がけするなど、お客さまに対するホスピタリティを常に意識できるのは、車椅子のお客さまとのエピソードがあるからこそだと思います。

この道35年・ベテラン乗務員

他社も見たベテランが、「定年後も本所タクシーで働きたい」と語る理由。

【乗務中にドキドキしたエピソード】
「プレママ安心タクシー」というサービスをご利用の妊婦さんをお乗せした時です。息も絶え絶えで、しゃべることもままならないご様子でしたので、より一層安全運転を心がけました。

「1日ごとに完結する仕事」だから、成果が積み上がる実感がある。

ご自身が、タクシー乗務員というお仕事が合っていると感じるのはどんな点でしょうか。

元々、車を運転するのが好きだったんです。その「車を運転する」ことで生計を立てることができて良かったなと思っています。また、知人がタクシー乗務員をしていたため、二種免許が必要であることや大体の雰囲気は分かっていました。そのため、この道に進むことに心理的ハードルはさほど無かったと思います。

この仕事をやってみると、「1日ごとに完結する仕事」である点も自分に合っているなと感じます。何かの出来事があっても翌日まで持ち越さなくていいので、気持ちの切り替えがしやすいです。私の前職の営業のように売上の目標数字を持ってそれを追いかける仕事と、現在のタクシー乗務員のように行動目標をひとつひとつ毎日きちんとやり切ることで成果が積み重なってゆく仕事と、比べてみると後者の方が自分には合っているなと感じます。

また、「隔日勤務」のサイクルに体が慣れてくると、有効に使える時間がたくさんあるのがいいですね。
私の場合は出勤時刻を朝7時にしていて、そこから日付を超えて深夜3時まで乗務し、帰社後1時間ほど洗車・清掃して、早朝4時に仕事が終わればあとはもう自分の時間です。
もちろんそこから就寝して休むのですが、大体その日の午前11時くらいには起きだして、趣味のスポーツに精を出しています。「1日おきに自由な時間がもてる」というのは意外といいものですよ。

「安全運転・無事故・無違反」が最優先。コツやノウハウは後から身に付けられるもの。

社内の指導員として、後輩の教育や同乗指導なども行ったご経験がおありとか。 そういう時にどんなお話しをされるのでしょう。

やはり安全運転・無事故・無違反ですね。当たり前の話ですが、タクシー乗務員は免許を持っているからこそできるお仕事ですので、違反で免許を失って辞めざるを得なくなる人もいます。そんな人を何人も見てきたので、一番大事なこととしてお話ししています。

あとは、自分やほかの乗務員も含めてですが、みんな自分なりのノウハウを持っているという話をしたりしますね。「お客さまが多いエリア」を知って(持って)いるとか、休憩しやすい場所やトイレの場所はみんなそれなりに把握しているとか。
中には、人気のパン屋さんのパンの焼き上がり時間を把握している乗務員も居ますよ(笑)。
「慣れてくればきっとあなたもそんな風に『開拓』していけるよ」とお伝えしています。

「お客さまへの想像力」を持てる方なら大丈夫。

タクシー乗務員に向いているなと思うのは、どんなタイプの人ですか?

このお仕事は「運転をする仕事」ではあるのですが、お客さまをお乗せするため「サービス業」という側面も持っています。ですから接客ができる人でないとダメだと思います。
また、ここ数年強く感じるのは、日中のご利用は高齢者の方が多いこと。そして高確率で足の不自由な方が多いことですね。ご自分で座席に乗り込めない方や、歩行を補助する小さなカートを押しておられる方など、ご乗車の際には運転席から降りてお手伝いすることも増えました。そういった心配りができる方だといいのでは、と思います。

ちょっとしたことでもいいので、「こうすればお客さまは助かるかも」という想像力を持てる方が向いていると思います。

雰囲気も・お給料の歩合も良い会社。定年後も勤務したいと思うくらい。

タクシー乗務員を目指す方、本所タクシーへの入社を検討している方へひとこと、お願いします。

本所タクシーはコンパクトな会社なので、社長や専務、部長との距離感が近く、直接気軽にお話しができる環境です。先輩方も優しいですし、歩合も非常に良いです。特に歩合は、同業他社からの転職を考えておられる方はきっとびっくりすると思います。

ご入社の際には、ぜひ明るく元気に挨拶してください。そしたら、先輩方も近づきやすくなりますので!(笑)
私自身も、62歳の定年後も本所タクシーで勤務したいと思っているくらい、おすすめの会社です。
(※本所タクシーは、75歳まで嘱託・1年ごとの契約で乗務できます)